訪問看護のオンコールが不安な理由と対処法|判断に迷った経験から解説

訪問看護

① オンコールが不安になるのは自然なこと

訪問看護のオンコールに
不安を感じるのは自然なことです。
特に経験が浅い時期は
電話だけで状況を判断する難しさがあり
誰でも戸惑いや迷いが生じます。

私自身も
オンコールに慣れるまでは緊張が続きました。
その中でも
夜中0時頃に対応したケースは印象に残っています。

② 夜中0時のオンコールで判断に迷った経験

夜中0時頃、家族から
「呼吸が苦しいと言っている、
苦しそうだけど様子を見ていいものか」
と相談の連絡がありました。

家族の不安は強い様子でした。

電話だけの情報では判断が難しく
訪問すべきか様子を見るべきか迷いました。

最終的には
家族の不安が強いことや
呼吸苦という症状があることから
一度訪問した方がよいと判断し
夜間緊急訪問しました。

SPO2の低下が認められ
呼吸苦も強かったため
救急要請し病院へ搬送しました。

翌朝先輩に状況報告し
この方は声掛けでや傾聴で
改善することもあるんだよと
情報をいただきました。

自分が担当している利用者であれば
その方のタイプがわかっていたかもしれませんが
この時は担当していない利用者だったため
気持ち的なフォローが必要な利用者とまでは
判断がつきませんでした。

呼吸苦とSPO2の低下が
夜間に見られていたため
救急搬送という判断は間違っていなかった
とは思いますが

搬送後改善し自宅へ戻られたため
もう少し利用者のことを理解して
緊急対応しなければならないと
反省しました。

③ オンコールが不安になる主な理由

訪問看護のオンコールが不安になる理由には
以下のようなものがあります。

・電話のみで判断する難しさ
・緊急性の判断が難しいケースがある
・一人で対応する場面が多い
・家族の不安に影響されやすい
・経験不足による自信のなさ
・事業所のサポート体制の差

これらは多くの看護師が感じるもので
特別なことではありません。

関連記事:
オンコールが不安になる理由については、
訪問看護がきついと言われる理由」でも詳しくまとめています。

④ 判断に迷った際に役立った考え方

先輩から「迷ったら訪問でいい
という言葉をもらったことがあります。
訪問して問題がなければそれでいい
訪問せずに問題が起きる方が
リスクが高いという考え方です。

この基準を持つことで
判断に迷う場面でも落ち着いて
対応しやすくなりました。

ただ、何でもかんでも訪問していては
夜間自分の体力が持ちません。
また、緊急訪問するにも
利用者へ金銭的な負担が伴うものです。
必要な情報をできるだけ
電話の内容で集めて
どうしても悩む場合に訪問するように
心がけるとよいと思います。

⑤ オンコールの不安を軽減する方法

オンコールの不安を軽減するために
以下の方法が有効でした。

・よくあるケースを事前に確認しておく
 これはとても大切です!
 この利用者はこんな感じのキャラクターで
 よく連絡が来るよ~!など
 先輩たちから情報を集めておくと
 対応しやすいです。


・判断に迷ったら早めに相談する
 日中であれば先輩に連絡しやすいですが
 夜間はなかなか連絡しにくいものです。
 夜間オンコール当番の日は
 その日の電話がかかってきそうな利用者が
 いるかどうか確認しておくとよいです。
  
・緊急訪問の流れを把握しておく

・自分なりの判断基準を持つ

・マニュアルをすぐ確認できるようにしておく
 訪問バックの中にマニュアルを
 入れておくと安心です。
 

とにかく一人で抱え込まないことが重要です。

⑥ 相談できる職場環境の重要性

オンコール対応では
相談できる環境があるかどうか
負担の大きさに直結します。

・相談しづらい
・管理者が対応してくれない
・判断を丸投げされる
・オンコール基準が曖昧

こうした環境では
オンコールの負担が大きくなります。

オンコールの負担を減らしたい場合は、
事業所の体制を事前に確認することが重要です。

レバウェル看護などの転職サービスでは、
オンコールの回数や相談体制についても
事前に情報を得ることができます。

オンコールの負担は、個人の適性や働き方の傾向によっても変わります。

訪問看護に向いている人・向いていない人の特徴については、
別の記事で詳しくまとめています。

⑦ オンコール負担が少ない事業所の特徴

オンコールの負担が少ない事業所には
以下の特徴があります。

・利用者の状態が比較的安定している
・スタッフ数が十分に確保されている
・管理者が相談しやすい
・緊急訪問が少ない地域
・24時間体制が整っている

こうした環境では
判断に迷った際もサポートを受けやすくなります。

⑧ まとめ

訪問看護のオンコールで判断に迷うのは
自然なことです。
重要なのは
迷った時に相談できる環境があるかどうかです。

もし現在の職場が相談しづらい場合は
オンコール体制が整った事業所を検討することで
負担が軽減されます。

オンコール体制は事業所によって
大きく異なるため、
事前に情報を集めておくことが大切です。

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