さちこのナース勉強blog

ナースの為の勉強blog&ママナースの日常 元ICUナースが臨床で役に立つ看護の基礎と病態をわかりやすく伝えます。ママになって経験してきたこともお伝えしていきます。

妊娠初期のお話し ~つわりと切迫流産・早産~

こんにちは

さちこです!

 

4月になり

新年度が始まりましたね!

職場にも新入社員が

入ってくる時期で

なんだかソワソワしちゃいます。

私も初めての入社は

もう10年前になるのですが

懐かしいです。

あの頃は最初の教育係は

とてもやさしくて

何でもできる先輩だったけど

私が入社して1年が過ぎる前に

先輩が異動になってしまって

そのあとは

理不尽なことで怒る先輩へ

教育係が変更になって

毎日出勤するのが嫌だったのを

思い出します。

まぁその先輩のおかげで

メンタルは磨かれましたがね(笑)

昔話はおいといて

 

今日から

妊娠中のお話しを

していきたいと思います。

 

妊娠して1か月ぐらいは

普通にパート勤務を続けていました。

でも、

妊娠が進んでいくにつれて

つわりがひどくなり

出勤できない状態の

ときも出てきました。

私は吐きづわりだったので

つわりの期間

ほとんど食べられず

5㎏弱ぐらい

痩せてしまうほどでした。

でも元々が不妊治療のせいか

ふくよかになっていたので

体重が減っていることに対しては

特に検診でも指摘されずでした。

 

たくさん食べなきゃいけないのに

っと思うほど吐き気がしてきて

食べられなかったです。

食べて吐くタイプじゃなくて

そもそも食べられない方でした。

 

昔からトマトが大好きで

つわり期間は

トマトばかり食べていました。

元々サバはあまり

好きじゃなかったのですが

より嫌いになり

全然食べられなくなりました。

妊娠前はおいしいサバなら

食べられたんですけどね(;^_^A

サバの油もサバ臭さもダメでした。

出産後もその好みは変わらなくなり

今もサバは全然食べられません(笑)

夫がサバ好きなので

食事でサバを出してほしいと

リクエストを受けますが

出来るだけ出さないようにするぐらい

匂いも嫌いになってしまいました。

 

つわりの吐き気と戦って

少し落ち着き始めてきたころ

なんだかおなかの張りが

気になるようになってきました。

あまり気にせず

仕事も続けていましたが

ある日仕事中

お腹に一時的に激痛が走って

しゃがみこんで

しまうことがありました。

少し休憩させてもらって

お腹の痛みが落ち着いたので

そのまま仕事をつづけました。

 

仕事終わりに

トイレに行きいつも通り

用を足すと

トイレットペーパーに

血が付きました。

少量でしたが

とってもびっくりして

病院の産婦人科

かかりました。

内診をしてもらい

子宮頚管が短くなっている

とのことで

切迫流産との診断を受けました。

一応私も看護師なので

切迫流産ということは

妊娠継続が危ぶまれる状態

ということはわかりました。

安静にした方がいいですよね?

っと主治医に聞くと

え?いいよ。

別に仕事してもらっていいよ。

といわれました。

切迫流産だけど

大したことないのかな?

と思いつつも

なんだか信じられませんでした。

 

もともと

こちらが看護師だということを

知っているからなのか

妊娠経過について聞いても

医療用語や略語ばかりで。

私は産婦人科

働いたことはないので

本当に何を説明されているのか

わからない感じでした。

検診の時も

分からないので

もう一度説明してください

とお願いしても説明内容は

変わらずという感じの

先生だったので

信頼感ゼロでした。

 

不安になりつつもその日は

とりあえず帰って

ゆっくりすることにしました。

翌日も仕事に行きましたが

おなかの張りは強まる一方。

怖くなって

もう一度臨時で受診し

主治医でない女の先生に

診てもらいました。

 

子宮頚管はさらに短くなっていて

安静にするようにといわれ

膣剤を入れてもらい

内服薬も処方してもらいました。

 

上司に状況を報告し

お休みをもらうことにしました。

 

職場の人たちは

ほとんどママさん

看護師だったので

みんなとっても理解してくださって

「妊娠中は

子どもを守れるのは

お母さんしかいないんだから

絶対に無理してはいけないだよ。

仕事に代わりは

いくらでもいるけど

子どもの母親は

変わりはいないんだからね。」

と教えてくれました。

 

先輩ママナースさんたちからは

看護師としてだけではなく

母親として

どう進んでいったらよいのか

心の持ちようといったことまで

教えてもらいました。

 

それからおなかの張りは

なかなか収まらず

妊娠22週を過ぎ

病名が切迫早産にかわりました。

 

やっと授かった

子どもだったので

大事にしたくて

仕事もずっと

休ませてもらいました。

切迫早産といっても

全然動けない感じではなくて

ゆっくり自宅で過ごしていました。

 

不妊治療専門クリニックから

紹介してもらった

大学病院は主治医が

説明もあまりしてくれないし

エコー写真も分かりにくいの

しかくれないし

エコーのデータを

もらえたりもなかったので

不妊治療で一番初めに

通っていた

産婦人科へ転院させて

もらうことにしました。

転院の希望を大学病院の主治医に

伝えたらすごく嫌な感じでした。

まぁしょうがない!

妊娠中の経過は

私もしっかり説明を聞きたいし

納得しながら

妊娠期間過ごしたいと思ったので

転院しました。

転院先の産婦人科

分かりやすく説明してくれるし

エコー写真も何枚かもらえたし

データもSDでくれました。

転院をしたいといったときは

嫌な思いもしましたが

本当に転院して正解でした。

 

妊娠期間は人生で考えれば

短いですが

とっても大切な期間です。

皆さんも納得しながら

大切な妊娠期間を

過ごせるようにしてくださいね。

些細なことでも気になることは

きちんと解決しながら

日々過ごしてください。

お腹の赤ちゃんを守れるのは

母親であるあなただけなのですから。

 

ではまた書きます!

【PR】