さちこのナース勉強blog

ナースの為の勉強blog&ママナースの日常 元ICUナースが臨床で役に立つ看護の基礎と病態をわかりやすく伝えます。ママになって経験してきたこともお伝えしていきます。

呼吸の基礎について

こんにちは

なんだか今日は全国的に猛暑ですね
私の住んでいる地域も暑くて堪りません
こんなに暑いとまいっちゃいますけど、夏のいいところは
草や木の緑、空の青、土の茶色
それぞれの色が色鮮やかに、美しく見えるところだなぁと思っています。
皆さんの夏のいいなぁと思えるところはどこですか?

さぁ、話はお勉強モードに切り替えていこうと思います。
昨日までは血圧の話をしてみましたが、バイタルサインにはほかに呼吸もありますよね!
今回は呼吸のお話をしてみようと思います☆
本当の基礎について話していきます。知ってるよ!という方も多いと思いますが、
ブログ記事の練習を兼ねて書いていますので、お付き合いくださいφ(.. )

本日の流れ
1 呼吸とは
2 呼吸運動の仕組み

です。
基本的なところですが、知らない人はここで知ってもらえればいいと思います。
知っている人は振り返りとして読んでみてください。


1 呼吸とは
一般には、呼吸というと換気(息を吸ったり吐いたりすること)を示すことが多いですが、生理学的な呼吸は、ガス交換(細胞・組織が外部環境との間で、酸素あるいは二酸化炭素をやり取りすること)のことを示します。

呼吸(ガス交換)には、外呼吸と内呼吸があります。

外呼吸:において大気から血液に酸素を取り込み、二酸化炭素を放出すること。

内呼吸:肺以外の細胞が血液から酸素を取り込み、二酸化炭素を放出すること。


よく言う呼吸は、外呼吸を示しているんです!(*・ω・)ノ
どこで酸素と二酸化炭素の交換をしているかによって、外呼吸なのか内呼吸なのかが分かれていますね!( ´∀`)つ


ここでは、外呼吸の仕組みについてみていくよ~(´∀`)

2 呼吸運動の仕組み
延髄の呼吸中枢から神経を介して伝えられた刺激が、呼吸筋(横隔膜・肋間筋)を収縮させます。
呼吸筋(横隔膜・肋間筋)は胸郭を動かすことで胸腔内の容量を増やし、間接的に肺を拡張・収縮させます。
肺が膨らむと空気が気道を通って、膨らんだ肺胞内に流れ込みます。
これにより、肺胞内の酸素は肺胞壁を通して肺循環系の血液に取り込まれ、二酸化炭素は血液から肺胞内へ出ていきます。
中枢や末梢の化学受容体は、血液中の酸素や二酸化炭素の濃度に反応し、必要な情報を呼吸中枢に送り出します。

 



呼吸システム



呼吸って一言で終わってしまうけど、こんなに複雑な流れで動いているんだね。
勉強すればするほど、ヒトの体はものすごく繊細に、緻密に設計されているんだなぁと思います。
どこか一か所でも悪くなれば、すべての歯車が崩れていくのもわかりますよね…(;^_^A
呼吸運動の仕組みについては、呼吸調節・換気運動・ガス交換、そして循環していくというように
体の中で様々な機構が絡み合っているので、ひとつづつ細かく説明していきたいと思っています。

次回に引き続きます(*´∇`*)

 

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遅くなりました。7/31分のblogです。呼吸の基礎についてです今月ももうおわってしまいましたね。もう8月です〜暑い夏が始まりますね💡