こんにちは!
はてなblogに引っ越してきて2日目です。
といっても、ライブドアblogは6日ぐらいしかやってなかったんですけどね・・・
blogを書くための本を読んで、こちらにお引越ししてきました。
そして今日から、私の生活が変わりまして
病院のパート勤務が始まりました!
今までは、前病院の有給消化してました!ありがたいです。
ということで、前回に続き呼吸についてですが
前回最後にお話ししたガス交換の細かな内容について話していきます。
本日の流れ
1 肺胞内のガス分圧
ガス分圧とは
2 拡散能
3 血液内のガス分圧
の流れで、お話します!
1 肺胞内のガス分圧
ちょっとさきに
◎ガス分圧
そもそも、ガス分圧の分圧ってなによ?と思われる方いませんか?
私たちが暮らしている大気中(自然の空気)には、主に窒素と酸素で構成されていて、そのほかにごく少量の二酸化炭素、アルゴン、一酸化炭素などが含まれています。
大気は圧力で言うと、760㎜Hg=1気圧と決まっています。時々聞くことがあることもしれませんが、大気圧というのがこのことです。
大気の中にある、窒素、酸素、二酸化炭素、アルゴン、一酸化炭素などが、大気圧である1気圧(760㎜Hg)をそれぞれ分け合っています。
分圧というのは、その大気中の1種類の気体がどのぐらいの圧力なのかということです。
ちょっとわかりにくいですよね・・・
つまり、外から圧力をかけられて大気中に1種類しか気体がなくなったとき(ほかの気体がなくなってしまったとき)の圧力のことです。
その気体が酸素であれば酸素分圧、二酸化炭素であれば二酸化炭素分圧となります。
では、肺胞内のガス分圧についてみていきます。
正常な状態では、肺胞内分圧100㎜Hg、肺胞内二酸化炭素分圧40㎜Hgです。
肺胞内のガス分圧は換気量によって決定され、換気量が減少(⇘)すれば肺胞内の酸素分圧は低下(⇘)、二酸化炭素分圧は上昇(⇗)します。それに伴い、血液中の酸素分圧、二酸化炭素分圧も変化します。換気量が増加(⇗)すれば逆に肺胞内の酸素分圧は上昇(⇗)、二酸化炭素分圧は低下(⇘)する。
※ただし、大気中のガス分圧(酸素分圧:150㎜Hg、二酸化炭素分圧:0㎜Hg)を超えることはないです。なぜなら、大気圧は1気圧=760㎜Hgと決まっていて、それを大気中の様々な気体(窒素や酸素などなど)が分け合っているから、大気中のガス分圧が変動することはないからです。
吸気の一部は、上気道や気管・気管支など血液との間でガス交換できない領域があります。このガス交換できない部分の領域を死腔といいます。
健常人で死腔量は150ml程度と言われています。
なので、1回の換気量が500mlの人の場合・・・
肺胞換気量(ガス交換に有効な換気量、実際に肺胞で換気されている量)
= 一回換気量(500ml)ー死腔量(150ml)
肺胞換気量は350ml
ということになります。
2 拡散能
拡散って何でしょうか( ^ω^)・・・?
拡散とは、濃度(気体の場合は分圧)の違いがある分子が濃いほうから薄いほうへ濃度の差がなくなるまで移動することをいいます。
この原理を使ってガス交換が行われています。
この拡散の能力を拡散能というのですね~!
ちなみに酸素に比べて、二酸化炭素は比較的拡散しやすい性質があります💡
3 血液内のガス分圧
血液中の酸素のほとんどは、赤血球内のヘモグロビンと結合した状態で運搬されます。肺毛細血管内を通る間に赤血球のヘモグロビンは、ほぼ完全に酸素化された状態となり、いくら肺胞内の酸素分圧を上げてもそれ以上血液内の酸素含有量を上げることが出来なくなります。
そのため、運動時には換気量と一緒に血液量も増やすことで、より多くの酸素を体内に取り込む必要があります。
逆に心不全や肺循環障害のために血液流量が低下したり、貧血の為にヘモグロビン量が減少すると、単位時間当たりに取り込むことが出来る酸素量は低下します。
今日はこの辺で終わりにします(#^.^#)
ではまた('ω')ノ
呼吸 ガス交換についてブログ書きました!
— saccyan_0816 (@Saccyan0) 2020年8月3日
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