こんにちは!さちこです(*'ω'*)
今日からは心電図について
学びたいと思います!
もう集中を離れて2か月が経つので
そろそろ心電図の基礎とか
忘れてしまいそうだなぁと思って
今回のお題にしてみました!
なのでほんと―のほんと―の
基礎です!
看護学校でやったような内容も
出ると思います。
パッと波形を見た時どのぐらいの
ハートレートかわかったり、
その波形が正常か異常かの判別をするのは
とっても大事な能力ですよね。
というわけで基礎に戻って学びます!
本日の流れ
1 心電図の記録用紙の見方
心電図の記録用紙の見方、
知っていますか??
きっと知っているとは思いますが
おさらいします。
心電図の記録用紙は横が時間で縦が電位
(感度)を表しています。
横軸の時間では
小さい四角の1マスで0.04秒(1㎜) 、
その小さな1マスが5つ集まると0.2秒(5㎜)
(これを大きい1マスと呼ばせてください)
大きい1マスが5つ集まると1秒になります。
縦軸の電位では
小さい1マスで0.1mv
それが10個集まると1mv
になります。
電位(感度)が大きすぎて
記録用紙に収まらないことも
時々あります。
そんな時は感度を1/2(1.0mv/5mm)
にして対応します。
★POINT!!
上の図のように、
一番初めの⇓を起点とした場合
一つ目の大きな1マスでHR300回/分
大きな2マスでHR150回/分
大きな3マスでHR100回/分
大きな4マスでHR75回/分
になります。
これを覚えておくと、
モニターにHRの表示がされなくても
大体の心拍数がわかります💡
緊急に対応したいとき、
とりあえずパッと見てこのぐらいだな
というのが分かれば
報告もスムーズですよね☆
2 基本波形
正常心電図は、こんな波形です。
①P波の後にQRS波が続く
②QRS波にP波が先行する
③Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ誘導でP波が陽性
(P波が上を向いている)
この①~③までの条件をすべて
満たしているときを
洞調律といいます。
それぞれの間隔(時間)
PQ間隔:0.12~0.20秒(3~5㎜)
大きいマス1マス以内
QRS幅:0.1秒未満(2.5㎜未満)
大きいマス1/2マス以内
QT間隔:心拍数によって変動する
補正QT間隔が0.36~0.44
※補正QT間隔(QTc)
=QT(秒)/√RR(秒)
モニターでQTcを出せるので
私は一度も計算したことがない💦
3 基本波形時の心臓の動き
まず刺激伝導系の流れから
洞結節から刺激が始まり
房室結節へ流れ
His束から左脚・右脚へいって
プルキンエ線維へ伝わります。
洞結節⇒房室結節⇒His束
⇒左脚・右脚⇒プルキンエ線維
この流れですね💡
さっきの刺激伝導系に正常波形を
考えてみると・・・
①洞結節
心臓を動かすための刺激を出す
⇓
②P波
P波では、右房⇒左房の順で
心房に刺激が伝わり
心房が収縮
⇓
③房室結節
⇓
④His束
⇓
⑤左脚・右脚
⇓
⑥QRS波
プルキンエ線維に刺激が伝わり
心室が収縮
⇓
⑦T波
心室の収縮が終わり
元の心臓の状態に戻る
(回復時の波形)
⇓
⑧U波
元の状態に戻りきった時
U波は見られないこともある。
こんな風に心臓は動いています。
イメージできたでしょうか??
このどこかの段階で何か異常が
起こると不整脈が生じてしまいます。
まずは正常を知ることが大切です('ω')ノ
今日はこのぐらいで終わりにします!
基礎である正常心電図が終わったので
次は不整脈に入っていきたいと
思います💡
よく見かける不整脈から
やっていきますので
お楽しみに☆彡
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